Statement


様々な素材や方法論を用いながら、主にコラージュ的技法による平面・立体を中心としたインスタレーションを発表する。「山」を対象として、登山を実践することで獲得するリアルな身体経験や記憶、また登山用具や山岳史といったアウトドアカルチャーを積極的に取り込んだ表現を試みる。「遠い」「近い」といった距離感覚・時間・スケールの混ぜ合わせで生まれる「遠近」のズレ、その歪みを起点とした測り直しによって現在位置の再認識を促す。